2016年3月28日。
ちょうど3年前の今日、わたしは唐桑に移住しました。
当時は27歳だったのに、あっという間に30代に突入。
はやいもんです。
(もう”女子”じゃないですね。笑)
「田舎で畑がやりたい」
この思いだけで、友達につなげてもらった”唐桑”に来たわたし。
不思議ですね。
来た当初は、まちのことをまったく知らなかったのに、今では、知り合いが増えて、友達もできて、やりたいことが何でもできちゃうこの場所が、とっても住みやすくて、居心地がよくて、だいすきなんだな、と思います。
ほんとうに地域の方にたくさん支えられながら、たくさん幸せをもらいながら、3年生きてきました。ありがたいです。
この3年を振り返ると、いろんなことやったな〜と思います。笑
・家の横の土地を開墾して、my畑づくり
・畑で韓国食材を育てる
・鹿、猪の解体
・鹿の皮なめし
・鶏のユウ・リン・チーを飼って毎日卵2個get
・梅干しづくり
・干し柿づくり
・オルレのお手伝い
etc…
そんなこんなで、移住4年目を迎えるわたしですが、あらためて、じぶんでもふにおちて、挑戦してみたいことができました。
それは、”食”にかかわること。
それで、ちょぴっとだけ、ちょぴっとだけだけど、稼いでみたいなって思ってます。
だからこの春はじめたのが、あたらしい畑の開墾です。
いつもいつもお世話になっている農家さんの土地をお借りして、ここ最近はひたすらスコップで土おこしをしていました。
原始的。
(半分以上は、農家さんがやってくださった〜〜〜。泣。かみさま)
広さは、20m x 25mくらいなのかな?
ここで、かぼちゃを育てて、それを売ってみたいなと思っています。
めざすは、ぷち農家さん。
(ちなみに、副業です。ふだんはがっつりまるオフィスで働きますよ♡)
なんではじめたかというと、なんだかじぶんの力でも稼げるようになりたいな〜と思って、農家さんに「月2万くらい農業で稼げないですかね〜」と相談したら、こんな展開になりました。
わくわくするし、土にふれるって、やっぱりたのしい。
結果どうなるかは、おたのしみに〜。
そしてもうひとつ、冬からあたらしくはじめたのが「畑のスープ屋さん」。
これは「農」でつながった4人の仲間と一緒にはじめました。
たくさん野菜を食べてほしい。
野菜のおいしさをあじわってほしい。
そんな思いから、野菜がたっぷりとれるスープ屋さんをやりたいね、という話になったんだと思います。(多分)
これまで、2回のイベントで出店させていただき、
「スープ、おいしかったよ〜」
という声をたくさんいただきました。
すごくすごく、うれしくて。ほんとうにありがたいな、と思います。
3/23(土)には、「DOOR to ASIA」という、globalでcriativeなすごくすてきなイベントに出店させていただきました。
そこでは、いつもお世話になっている農家さんが育てた、わたしのだいすきな春キャベツをつかったポタージュを販売。
あまくてとってもおいしいキャベツだから、その味を活かしたシンプルなスープにしたくて。材料は、玉ねぎ、マッシュルーム、春キャベツ、豆乳と、味付けは塩だけ。
わたしがだいすきな「虹の森」さんの食パンも添えて。
この、わたしの野菜への思いとこだわりは、ちゃんと大事にしていきたいなと思っています。
気仙沼のいいところって、どんなものにも「顔が見える」ことだなと、最近思っていて。
このお野菜はあそこの○○さんが育てたもの、とか、このお魚は○○さんがとったもの、このまな板は○○さんがつくったもの、このピアスは…とかとか。
だから、知り合いの方がていねいに育てたお野菜をつかって、お野菜のそのままの味を活かした、おいしいスープをつくりたい。
それを、たくさんの人に届けたい。おいしいお野菜を味わってほしい。
そんな感じで、わたしのつくるスープは、”食材のストーリー”を添えて、お届けしたいな、と思います。
とりあえず直近の野望は、豆乳を、気仙沼のお豆腐屋さんから手に入れたい!最近、豆乳にはまり中!
(野菜じゃないんかーい!笑)
そんなこんなで、移住4年目も、ささえてくださるみなさんに感謝して、わたしらしく、たのしく、暮らしていきます。
わいわい。