Kimika_Pen.turn
-Profile-

名前:川村 枝美花(Kimika Kawamura)
職業:わかめ屋の嫁
出身:気仙沼市本吉町
生年月日:1999年2月3日
移住した年:2018年4月~
 

-History-

初めて唐桑という場所を知ったのは高校3年生の時。
NHK復興番組に出演した時「気仙沼には海と暮らす良さがある」をプレゼンしようとmaru-officeにお手伝いしてもらって唐桑に訪れたのがキッカケ。
気仙沼に住んでいながら一度も訪れたことがなかったのです。
 
唐桑に着いた時の磯の香りと海からくる風が心地よくて、きゅんきゅんときめきながら景色を眺めていました。
地元の漁師さんの船に乗せてもらい沖に出た時
 
「こんなキラキラした場所初めてー!」
 
とただただ興奮して楽しい時間を過ごしました。その海と共に生きて仕事にしている唐桑の人たちをかっこよく思いました。
 
私が東日本大震災を経験したのは小学6年生で正直、海の恐ろしさを理解していませんでした。こんな綺麗で私たちに美味しいものを恵んでくれる海が全てを奪ってしまうなんて信じられないなと唐桑に来て思いました。
 
唐桑を訪れて海の存在、漁師さんの気持ち、海の側で暮らす地元の人。考えさせられることがたくさんあって、たくさんある分だけ魅力を感じました。
 
高校を卒業して仙台に進学してからも何かあるたび気仙沼に帰ってきては唐桑を訪れ、自然の中で育った田舎大好きな私は地域の繋がりの強さだったり空気のおいしさだったり、自然が1番の遊び場がある唐桑で子育てできたら幸せだなっと。
 
「贅沢な当たり前を大切にできる場所で暮らしていきたい」と思うようになりました。
 
仙台から気仙沼に帰ってきて、ありがたいことに唐桑のわかめ屋さんの息子と結婚することができて出産もしてこれから唐桑の人になっていくぞっと気合を入れながら唐桑のじーちゃんばーちゃんに子育てを教えてもらいながら、唐桑の文化を勉強中です!
 
これからもこの地に根を張り家族でゆったり暮らしていきたいと思っています。