-Profile-
名前:織笠 有加里(Yukari Orikasa)
職業:(一社)気仙沼地域戦略/地域おこし協力隊
出身:宮城県仙台市
生年月日:1993年3月14日(宮城大学卒業)
移住した年:2017年12月〜
-History-
初めて気仙沼に来たのは2012年。からくわ丸のクリスマスイベントです。
そこから大学のプロジェクト「カキ小屋 唐桑番屋」の施工、民宿の裏にある
蔵の改修などに関わりながら、気仙沼に、唐桑に、通うようになりました。
大学卒業後、まずは社会に出て働こうと思い、2年10ヶ月ほど
建築設計事務所に勤めました。図面で引いた線がかたちになっていく過程は、
嬉しくて本当にやりがいがありました。
2年が過ぎた頃「自分はこの先何がしたいんだろう?」と考えるようになり、
がむしゃらに走ってきた気持ちが、プツンと切れた感覚になりました。
このままの気持ちで働くのがしんどい、と思ってしまった。
そこでふと気仙沼を思い出し、「よし、行こう!」と移住を決めました。
今は地域おこし協力隊として、観光で稼げる地域の仕組みをつくる
社団法人で働いています。今までは「建物をつくる」側にいたけど、
地域に人を呼ぶ、地域内でお金を回す「仕組みをつくる」ことを
考えたことはありませんでした。
目に見えにくい部分だからこそ、何倍もおもしろさを感じます。
ただ「仕組み」といっても、1人で出来ることはほんの少しなので
私がここで、地元の料理を食べて、地元のお店で買い物をして、
日々の暮らしを外に伝えて、毎日イキイキと暮らすこと!が、
私が出来ることなのかなと思います。
地域おこし協力隊の任期は最長3年。この期間の中で、任期を終えても
気仙沼に、唐桑に残り、自分がやりたいことの軸を1つでも多く見つけていきたいです。
ここに飛び込んだ直感は間違っていなかったな〜と毎日思います。
外から来た私たちを迎え入れてくれる優しさがとっても嬉しいです。
これは移住者の先輩がつくってきた関係があってこそです、ありがたい。
地元のじいちゃんばあちゃん、おじちゃんおばちゃん、先輩方、
同世代の友人、目標にしたい人ばかりです。
そして、あ〜しあわせだ!と思える瞬間が、移住前より確実に多い。
ご飯がうまい!人が温かい!仕事がおもしろい!毎日ハッピーです。
「気仙沼の、唐桑の、良さ」をまだうまく言葉で説明できないけど
自分の言葉で人に伝えられるように、毎日笑って暮らしています。