こんにちは!Shioriです♩

 

世間では、新型コロナウイルスの影響により自粛モードが続いていますが、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

私は、

「首都圏にいる家族や友達がコロナに感染したら…。」

「コロナが落ち着いたとしても、これから災害とともに生きる時代に突入するんだろうな。」

と不安に感じる日もありながら、

 

満員電車に乗る機会もないので、

コロナの大敵“3密”になるシチュエーションも少なく、

 

内向的の性格のおかげで、1日家にいることもあまり苦にならず(笑)

 

これからの日々にどう向き合っていくのか、心を整えながら過ごしていました。

 

こんなご時世に、ブログを更新するのもなぁとためらったのですが、

今だからこそ、地方の暮らしを伝えたいという想いが募り、書くことにしました。

 

実は、昨年度の3月で、

唐桑に移住してから2年間勤めた公民館を卒業しました。(アイドルか)

なので、公民館での日々を振り返りたいと思います!

 

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移住前、“地域から教育に関わってみたい!”と思い、

ペンターンの先輩方から公民館で働くことを提案してもらった時の第一印象は、

 

「公民館って何やってるの?笑」

 

でした。

今でも、友達に「公民館に勤めている」と言うと同じ反応をされます。笑

 

ですが、勤めてみると深かった。

 

公民館は、子どもから大人まで、地域住民が集い、学び、つながる場所。

地域住民が主体となって、場を作っていく社会教育機関です。

 

唐桑は地域柄、昔から特に“地域ぐるみで子どもを育てる”といった気風があり、

公民館では、学校と連携して様々な事業を展開してきました。

 

小学校で実施している「ふるさと学習会」では、

地域での様々な体験を通して、ふるさとを知り、郷土愛を深め、

(唐桑名物、定置網起こし体験!)

 

中学校で実施している「まちづくり学習会」では、

小学校での体験活動の発展として、自分たちに出来るまちづくりを考えて実践に移し、

(唐桑の伝統芸能“大漁唄い込み”を学び、実践!)

 

様々な取り組みを行っています。

(ほんとはもっといろいろあるんですが、長くなるので渋々割愛。笑)

 

この事業のすごいところは、学校と公民館が連携しているところ

 

公民館が関わることで、公民館の地域住民ネットワークが活用でき、

また、学校の先生方が異動しても事業をつないでいくことができます。

 

ちなみにちなみに、他の事業では、

 

公民館に活気が無くなっているように感じた高校生が、

「今の小学生にも、公民館で楽しい思い出を作ってほしい!」という想いを持って

企画したマイプロを実施したり、

(このへんは、高校生に仕事を作ってもらっていました!笑)

 

Komachi率いる松圃バンドの皆さまに地域の文化祭に出演してもらったり、

(若者たちの出演に、会場は活気が生まれて大盛り上がり!)

 

まちづくり協議会主催の「浜のまちがっこう」での写真を公民館で展示して、

たくさんの方に公民館へ足を運んでもらったり、

(修学旅行の写真販売スタイル!)

 

地域住民の自治力に圧巻されながら、たくさんお手伝いをさせてもらいました!

 

 

そして、もう一つ、私の中で大きかったことは、思いがけず、たくさんの自分に出会えたことです。

 

都会にいた頃は、

行きたいところへ出かけ、行きたくない時は帰ってくる。

家を出ればうわべを装って、それに疲れたら家に引きこもる。

みたいなことが可能な環境で生活を送っていました。(無意識的にですが)

 

ですが、唐桑に移住して、仕事も暮らしも密接につながっている中で、

家の内と外を使い分けることが難しいと分かってからは、

家でも、家を出ても、“自分のままでいる”ことに目を向けることができました。

(さらっと書いていますが、私にはとても難しかった!笑)

 

 

地域と向き合うということは、人と向き合うこと。

 

人と向き合うということは、自分と向き合うこと。

 

たくさんの人に出会い、巡り巡って、自分とたくさん向き合った2年間になりました。

 

私を育ててくれた唐桑に、感謝でいっぱいです。

お世話になった皆さま、本当にありがとうございました!

 

今年度からは、高校現場に戻り、学校と地域のつなぎ役(コーディネーター)として教育に関わります!

 

仕事では唐桑を離れてしまいますが、住まいは変わらず唐桑なので、

気仙沼なみなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 

P.S.

私を2年間育ててくれたパパ(公民館長)、ありがとう♡

 

まだまだ、落ち着かない日々が続きますが、

“3密”防止と“接触8割減”を心がけて、早期の回復を目指しましょう!

 

それでは。