「またくるね」の挨拶をしてから1年が過ぎ、
気仙沼に帰ってきました。

無事に大学を卒業し、3月からみらい造船という造船場ではたらいています。

新生活が始まって3ヶ月が過ぎました。
インターンの時の”くらし”と、社会人になってからの”くらし”は、
同じ地域でもちょっと違くて、慣れるまで大変でしたが、やっと慣れてきました。

”はたらく”ってとっっても大変で(笑)くじけそうにもなるけど、
まわりの人たちに助けられながらがんばっています。

仕事は毎日きゅんきゅんの嵐。

気仙沼は漁業のまち。その土台を支えている造船場。
造船場がなければこのまちは成り立たないのです。
船はすべてオーダーメイド。
真っ平らな鉄板から、
まげて、
組み立てて、
艤装して、、、、
ぜんぶ人の手でつくりあげています。

おんちゃんたちやおにいさんたちが、真っ黒に油まみれになりながら船をつくっている姿は、
かっこよくて、たくましくて、愛情にあふれていて。

「おらいの船がいちばんかっけぇんだ」
「遠くからみても俺らがつくった船だってわかる」

そんな誇りをもって仕事ができるってしあわせなことだな、と感動しています。

この先10年先まで予約が埋まっているぐらい、気仙沼の造船の技術ってすごいんです。
この技術を、この感動を、これからもずっとつないでいきたいな。

あらためまして、気仙沼の皆さんただいまです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

Miu