もう完全に気仙沼の長い冬が始まってしまい，早くも夏が恋しいです。さちをです。

さて，ひと月も前の話になりますがわたくしさちを，11月に無事に気仙沼で結婚式を終えました。

 

先月の記事でこまちとゆうかが結婚式の中身について書いてくれたので

わたしは想いみたいなところを書きたいと思います。

（相変わらず，まとまらないわたしのブログは長いです・・・(笑)

 

出会いとか，なんで気仙沼に来たとかその辺は割愛して，

わたしが，おなじからくわ丸のメンバーのゆーきゃんと入籍したのは，

2011年3月11日から，ちょうど5年と1日の2016年3月12日。

 

よそから来たわたしがいうのはおかしいかもしれないけれど，震災から5年が経過し，

6年目の最初の日に新しいことがあるのはいいのかなって。

「つらいこともあったけど，それだからさちをは唐桑にお嫁に来たんだもんね。いい事だね」って誰か一人でも思ってくれればいいな～って。

それと，わたしはただお嫁に来たんではなくて，2011年に想像もできないようなことがあったから，

この唐桑にいるんだって自分も忘れないためにその日にしました。

 

なんやかんやで，迎えた１１月５日（土）の結婚式当日は

雨女をこの日で払拭するほどの，快晴！

１１月の東北らしからぬ，気温２０度の日でした。

 

そんなハレの日，わたしのお願いを叶えてもらい，大学生ボランティアの時にお世話になった，

唐桑の昔からある御崎神社で挙式を行いました。

そして気仙沼ホテル観洋で披露宴。

 

都会で結婚式をすれば，きっとおしゃれで，最新の式ができたのかもしれないけれど，

気仙沼・唐桑で生活して，活動していた中で知り合った地域の人に喜んでもらえることが

そもそも，わたしがここで結婚してよかったな～と思える多分1番大きな理由だから，

結婚式も気仙沼でやる以外には考えていませんでした。

それと，地元奈良・大阪の友達に気仙沼に来て欲しいって気持ちも大きかったです。

わたしが学生時代，学校もそこそこに，友達からの遊びも断り通った気仙沼・唐桑を見てほしい。

こんな田舎に住んでんねんで～，奈良にはない海だらけやろ～とか。

こっちでこんなに友達おんねん～，じーちゃんから子どもまで全部友達やねん～とか。

そんなこと伝わればいいな～と思っていたら，

披露宴が始まる前に会場で大学の友達・高校の友達が見えた瞬間に号泣してしまいました。(笑)

久しぶりに会ったみんなに「早いわ！」と総ツッコミを受けました。(笑)

きっと「さちを相変わらずやったな～」っ思って帰ってくれたかな～

 

まあそんなこんなで披露宴は進み，

まるオフィス代表のたくまさんから友人代表のスピーチ，

国昭さんの三本〆をわたしのお願いでやっていただきました。

わたしがボランティアで来て，大学生のときからお世話になっていた２人。

わたしたち夫婦のことを，もはや何でも知っている２人。(笑)

 

たくまさんからのスピーチで，これからお互い唐桑で住んで，生活して，子どもが育っていく，

いつまでか分からないこれからを唐桑で過ごしていくって，

そんなたくまさんの夢やこれからに，「わたしがいる」っていうのが嬉しくなった。

 

国昭さんは結婚式の数週間前まで入院していたけど，病室に招待状持って行ったら

「絶対いくから。それまでに治すから」と宣言通り治してくれました。

ずっと楽しみにしていてくれたし，何度もこの三本〆を練習していたことも知っていたから，ほんとに国昭さんにお願いしてよかった。

 

披露宴の後の二次会も，ペンターン女子のみっぽ・あすかちゃん，ペンターン男子のしゅんくん，からくわ丸地元のちっはが幹事を務めてくれ，わたしの『気仙沼テンプレートの二次会はやだ！ただの飲み会なんてやだ！』という，ざっくりとしたお願いをしっかり形にしてくれました。

 

幹事以外のからくわ丸のメンバーも，最高のクオリティで歌って踊ってくれました(笑)

唐桑色・からくわ丸色がちょっぴり？かなり？(笑)押し出された披露宴・二次会だったけど，

単に仲良しの共通の友達だけで，身内で盛り上がりたいってことではなくて，

こんなに年齢も出身もみんなバラバラで，どういう友達とかなんともいえないけれど，

（つなかんのりょうすけさんが「つなかんブログありのまま記」で『同じ地域に住む人』って言っていて，これすごいしっくりしました。）

 

 

共通の友達・知り合いがこんなにいるってことは，わたしにとっては自慢だし，

それだけみんなに認められているのかなって思えるし，

ただ楽しいとかそういうのじゃなくて，今後も大切にしたいと言える関係だから，

みんなに自慢したくて，前面に押し出しちゃいました。

 

そんなみんなのおかげで最高の１日になりました。

これからわたしは唐桑にずっと住んで、完全にペンターンしたことになるけど、

こんなにたくさんの『同じ地域に住む人』がいるから、故郷と１２００キロ離れていても大丈夫なんだと思います。

 

 

遠く奈良や大阪から初めて気仙沼に来てくれたのも，ほんとにうれしかったです～

もし次来たら，盛大におもてなししたいな～と思ってます。(笑)

（海なし県の奈良から来て，知らぬ間に海ではしゃぐみんなが好きよ♡）