唐桑はすっかり秋めいてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
気づけばもう9月も後半。唐桑の夏って一体何日あったのだろうかと思うほどあっという間に夏は過ぎ去ってしまいました。

振り返ってみると8月は東京や広島からたくさんの大学生が唐桑に来てくれて、普段はインドアな私もBBQや浜遊び、シャボン玉など何十年かぶりに思いっきり夏らしいことをできて大満足でした!(笑)

maru-camp vol.5

この写真は8月に唐桑にワークキャンプをしに来た大学生たちとの写真です♡

個人的なこの夏のハイライトは、泳げないにも関わらずたづぼんこ(防波堤から海に飛び込む唐桑らしい遊び笑)にチャレンジしたことです。案の定溺れかけ、その時に助けてくれた大学生の後輩くんに一生ものの借りをつくった夏でした。(笑)

さて、唐桑の移住ライフをお伝えするこのブログですが、今日はあえて東京でのお話を書きたいと思います。

先日私は東京に行ってきました。インターン先である一般社団法人まるオフィスの事業の一環として聖心女子大学の夏期集中講座を行うためです。
授業は「被災地支援プロジェクトー東日本大震災による被災地の現状と地域活性化支援の実践ー」というタイトルで、内容は『唐桑漁師をプロデュースする企画を考える』というものでした。
受講生約15名程が夏休みの8〜9月の2ヶ月間を使い、漁師をプロデュースするという切り口から唐桑での地域活性化活動を企画していきました。
唐桑は半島という海に囲まれた地形でもあることから、漁師町として栄えてきました。しかし今は深刻な後継者不足が問題となっています。そこで、大学生の立場からまちを盛り上げる企画を考えようということで授業が行われました。

私は全5回の中で第3回目の授業からお手伝いさせて頂きました。

聖心女子授業

授業では私が休学して唐桑で活動するまでの経緯や活動内容をお話させて貰ったり、4チームに分かれて企画を考えたのですが、各チームに唐桑の情報をお伝えしながら一緒に企画を詰めていきました。

最終回の授業では、各チームが10分間で自らのプランをプレゼンしました。漁師さんと一緒に行う女子大生café、唐桑の中学生を対象とした林間学校、漁師さんのPRムービ—作成、大学生対象の唐桑ツアーといったプランが出されました。中にはプレゼンのBGMとして実際にバイオリン演奏を披露するチームも。(笑)
各チームほんとに個性的で、かつ企画に対するアツい想いが伝わる素晴らしいプレゼンでした。
授業としてはプランを考えるまでで終了したのですが、今後は私のように唐桑に既に関わっている大学生も一緒に巻き込んでプランを実現できる方向に持っていければいいなと思っています。

今回授業に関わる中で、自分の活動を振返り、そこで感じた想いを人に伝える機会をたくさん頂きました。
意外と普段の生活や活動を振り返る場というのは少なくて、いざ想いを言語化してみると、自分の言葉で自分が大事にしている考えに改めて気づかされたり、相手の反応によってより深く自分自身のことを知ることができました。

「他者を知り、自分を見つめなおすことで今に感謝する。」
これは、私が今回の授業の中で出逢ったいちばん好きな言葉です。

これはまさに自分が唐桑に関わってきて強く感じたことでした。
私は休学し初めて実家を離れて生活するようになってから家族の存在の大きさを実感しました。と同時にその家族が周りにいない生活の中で家族のように私のことをかわいがって、受け入れてくれている唐桑の人たちがいるから今生活ができていて、そのことに心から感謝したいと思っています。
また、私のような外からきた人間が唐桑の方と関わることで、唐桑の地元の方が自分の生活を振り返った時に唐桑の魅力を実感して貰えたら嬉しいなーと思って活動をしています。

ちょっとお堅くなってしまったので、最後に最近いちばんテンションが上がった時のお話を(笑)

モーランド_ゆうか1

前回こまちさんの記事でぬま大学について書かれていましたが、私もぬま大学に受講生として参加していて、これは前回の講義でモーランドに行ってきた時の写真です。

モーランドにはとっても長いローラー滑り台があって、ちょうど唐桑に遊びにきていた友達と一緒にひたすらはしゃいでいました。
はしゃぎすぎて気づいたら滑り台の摩擦で靴がボロボロになっていましたが、最高に楽しいひとときでした!(笑)

次回の更新もお楽しみに〜!!