唐桑町では8月に入ると、その地区ごとにお祭りがあります。
ということは、毎週、どこかしらでお祭りがあるんです。
私が住んでいる地区では、8月16日(火)に盆踊りがありました。
18:00を過ぎた頃から、家の近くまで盆踊りの音が聞こえてきます。
仕事帰りに、シェアメイトのPen.turn女子、あやのちゃんを誘ってのぞいてみることに。
坂を登った上にある集会所の前に、大量の大漁旗が舞っていました。
テントの下には、子供から大人まで、わいわい集まっています。
しかし…誰も踊っていない…あれ…!?
とりあえず喉が渇いたので、飲み物を買おうとしたら、
「お茶:50円。お酒:100円」
破格!!!!!どこよりも安い!!!
しばらくすると、音楽に合わせて、地元のおばちゃんたちが踊り始めました。
なぜか、子供は誰一人としてはまらないのに、おばちゃんたちが少しずつはまっていきます。
ちょっとシュールだけど、とってもかわいい♡
1曲踊り終わった後。「踊ってくれた方には、ティッシュ1箱プレゼント!」というアナウンスが!
「生活用品をゲットするために、参加するんだから!」とお世話になっているお母さんが話してくれました。
「そういうことか…(笑)」とまた驚き。
「じゃ、これから”かっぱえびせん投げ”するぞ〜」
かっぱえびせん投げ!?!?!?
「去年は”かっぱえびせん”だけでしたが、今年は、緑と黄色(サッポロポテト)も用意しました!」
やさしい♡
すると、さっきまでテントにいた子供たちが、ぞくぞくと広場に集まってきました。
もちろん、大人も大集合。私も参加。
で、す、が、始まると同時に、ただの戦場に。
私は幸いにも、足元に落ちてきた1袋を拾ってゲットしましたが、
「あ」と落ちている袋を見つけても、一瞬で目の前から消えていきます。
足元にあることに気づかず、踏みつぶされている”かっぱえびせん”も…
ものの5分で”かっぱえびせん投げ”は終了。
「それだけしか取れなかったの!?これ、あげっから!」と、お世話になっているお母さんが、お菓子3袋と、ティッシュ3箱を分けてくれました。
やさしい♡
ちょっとの参加でしたが、ちょっとした生活用品と、地域の人の”やさしさ”をもらって帰って来ました。
新鮮な、(私にとっては)新しい?形のお祭りが、シュールでおもしろかったです。(笑)
地区ごとにこうやってお祭りを開催し続けていることが、すごいことだし、すてきだなと思いました。
私の地元では、小学生の頃に盆踊りに参加してアイスをもらったような、なかったような、うす〜い記憶しかありません。
今はもう開催していないんじゃないかな…
地域の人が集まり、みんなで夏を楽しむことが、人と人をつなげて、あたたかいコミュニティを築き続ける秘訣なのかなと、ふと思いました。
来年は、盆踊りにはまって踊ろうと決めました。