6月4日に、本吉の大谷地区をまち歩きしてきました〜!
ぬま大学のプログラムの一環です。

当日は、町のほう、山のほう、海のほうの地区で分かれ、4人の地元のかたと一緒にぶらぶらまちを歩きました〜。楽しかった〜。

事前に打ち合わせに行った際も、驚きがたくさん。
本吉って結構海のイメージあったけど、こんな神社あったのね…とか。。

リアルジブリ。。向こうの世界行けそう。。

昔はこの「岩倉神社」でお祭りをやっていて、地域の人みんなが愛する神社だったみたいです。
今はもうお祭りもやらなくなってしまい、寂れています…
鳥居くぐってからの急勾配がやばかったです。
海のほうの暮らしに目が行きがちだけど、やっぱり山のほうも面白いなと思いました。

当日は、私たちのグループはわりと海のほうを歩きました〜
一部ですがご紹介します♪

●線路を歩いて行ったら、海に出た!

スタンドバイミーみたいだねってみんなで言ってました。(観たことないけど)

●なんかすごい地層。

金華山から唐桑までずーっと繋がっているらしい…はえ〜

●「風の草刈りっっ!」

なにやら「風の草刈り」という方法で草を刈ると、短い長さで草の成長が止まるんだとか。
必殺技っぽくて私の中二心がうずうずしました。
風が吹いて揺れた草だけを刈っていくみたいです。
そうすると、写真に写っている位の高さで草が伸びそろうらしい…不思議。。

印象的だったのは、案内してくださった地元の方が仰っていた「めんどくさいを楽しむ」という言葉。
昔は椿油を作る作業も、多くの工程と、多くの人手が必要でした。
今は機械に種をいれれば、ぴゅーって出来ちゃうそうです。楽ですね。
でも、昔はそうやってみんなでコツコツやる共同作業のなかで、自然とコミュニティが生まれていったんだとか。
この日の朝も、地域の一斉清掃で多くの地元の方が集まって、わいわい草刈りをし、花を植えていました。
草刈り機でやれば一瞬なのに、あえて手作業で、一つ一つに時間をかけて。
そういうコツコツ、めんどくさいことを楽しみながら、コミュニティは継続していくんですね。
コミュニティは作るものではなく、出来るもの。
なんでも便利になっていくなかで、見失うべきじゃないものを垣間見ました。

先を生きる地域の「先生」たちの言葉は、いつも学びが多いのです。
すごく小さな範囲の地域にも、物語が詰まったものがたくさん。
そこに住む人一人一人にも、それぞれ歩んできた人生があると考えると、、
ほんとに今回知ることが出来たのはほんの一部にすぎないんだろうな〜と思います。
何より、地域の方が、「○○ってのはこうこうこうでな、、」と、話している時の嬉しそうな顔っ!
一見無愛想な方でもすごい笑顔になってくれます。笑
自分の地域のことをこんなにも笑顔で誇らしそうに語る人って、ほんとに素敵だな〜って思います!
私もおばあちゃんになったらそうなれるといいな〜

今度は唐桑もゆっくり歩きたいな〜と思いました♪